TOEIC700点の壁を越えられない人に
参考書のご紹介

「TOEICの点数とか久しぶりに見たわ……」

転職活動の履歴書欄に、
TOEICの点数記入欄があるのを見て焦りました。

こんにちはkyouです。
まだ体が大丈夫だった時はTOEICの点数を上げようと頑張っていました。

今回は「TOEIC700点」の壁が越えられない人のための参考書の紹介です。
「スマートリーディングシリーズ」という参考書です。
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2部作あるんですが、両方買って欲しい。
それくらい役に立つ参考書です。

この参考書に出会って以来、
基礎を振り返るときには必ず座右に置いています。

今のTOEICは期限が切れていない点数は705点です。
一時期は790くらいまで上がりました。

最近はエクセルなど実務に直結する知識が優先なので、
ほとんど勉強していませんでしたが。

懐かしいなーとしみじみ感じている時
ふと思い出しました。

「そういや700点超えるのめっちゃ大変だった」

良く言われるんですよ「600点から800点が一番伸びる」って。
そんなわきゃないでしょう。

あれ個人的には嘘だと思います。
大学の4年間使ってようやく700点超えました。

ADHDのせいなのかは定かではありませんが、
必要なのはこれから紹介する参考書です。

平均して700を超えるのにはまたもう一つ要素がありますが、
それはまた別の機会に。

まずは「英語以前の基礎」の確認をしましょう。
これが伸び悩みの一つの原因です。

「英語ができない」というのは
「仕事ができない」という状態とよく似ています。

出来ない理由が個人によって大きく違いますからね。
しかし、この参考書の内容はどんな学習者も
まず確認しなければならないことがまとまっています。

「英語がヤバイ」と感じたら、
真っ先にこの本を確認しましょう。

アスファルトに種をまいても芽は出ません。
まずは土を作りましょう。

そもそも「文法書」が読めるでしょうか?

「どうも分かったような、分からないような……」

700点の壁に跳ね返されている人は、
英語文法の参考書を読んで、
こんな感想を持つのではないでしょうか。

ここが大きな落とし穴になります。
英語の基礎は皆さんご存知、「5文型」。

「なにを今更……」
そんな風にため息つかれる方多いと思います。

最初は私も思いました。
「そんなもんテストの得点源だろうが」と。

では質問を変えましょう。
「主語になるもの(品詞)は何でしょうか?」

かなりの人が「うっ……」となったと思います。

ついでにもう一問。
「形容詞と副詞の違いを中学生でも分かるように説明してください」

皆さんもう分かったと思います。
伸び悩みの原因は「文法用語」が正確に把握できていないことです。

国語の「文法用語」がここで効いてくる

「こんなんやって何になるんだよ……」

大体の勉強ではこう思いますが、
皆さん中学時代に国語でも「文法」ってやりませんでしたか?
英語の文法書って実はあれで出て来た言葉を使って、
書かれてます。

「動詞」とか「主語、述語」「修飾」なんてのもやりました。
皆さんが「分かったような分からないような」状態になるのはこのせいです。

やったことあるんだからそりゃそうです。
聞いたことはあります。
だけどここで使うなんて聞いてない。

必然的に英語の文法書での理解が浅くなります。
しかし、スマートリーディングはこの部分をかなり深くフォローしています。

TOEIC700点を超えるためには、
序盤の40ページくらいは空で唱えられるくらい暗記しましょう。
それくらい重要なことが詰め込まれています。

主には先ほど紹介した「文法用語の定義」や「何の品詞がどんな役割を担うか」が
まとめられています。

ちなみにここで手を抜くと、
「スピード」を伸ばす段になって必ず躓きます。

ここに悪い見本がいますので。

みなさん聞いたことないでしょうか。
「返り読み」ではなく、
「頭から意味を捉えろ」って。

あれはそれぞれの単語の文中での役割がきちんと認識できるから、
読めるんです。

それぞれの単語の働きが頭に入っていない状態で出来るわけがありません。

まずは「正確に」読む

「語学は勉強しないとすぐに力が落ちる」

英語を勉強していると大体この言葉を聞くと思います。

これリスニングにも言えることなんですが、
英語を使わなくなって、一番力が落ちるのは「正確に読む」ための力だと感じます。

スマートリーディングを何度も繰り返しても、
勉強しなかったり、日常生活で使わないとすぐにさび付くんです。

在職中は語学学校にも通い、
平気な顔してビジネス書を原書で読めてましたが、
今すぐ読めと言われたら相当不正確な読みしかできないでしょう。

何もしていない人に比べれば、
実力を戻すのは早いとは思いますが。

この参考書の書いてある読み方を忠実になぞって、
「正確」に意味を捉えましょう。
それが確かな実力をつける近道です。

本日のまとめ

TOEIC700点を超えるためには、
まずは「スマートリーディング」のルールに沿って、
きちんと精読しましょう。

理由は文法用語を正確に理解した上で英文を読まなければ、
そもそも力は付かないからです。
その上正確に読む力は落ちやすい。

しかし、裏を返せばスマートリーディングのルールに沿って
読めば深く理解できます。

「おお!! 分かる!!」という瞬間がやってきます。
理解の深さも早さも別次元。
文章の趣旨を段違いにとらえやすくなります。

ある一点を超えると急激に伸びる。
そして大体こうすれば700点は超えられるという感覚が分かるようになります。

浅い読み方ではどこかで伸び悩みます。
急がば回れ。

地道に意味を取る練習が、
豊かな英語力への第一歩です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

活字中毒歴16年目、年間100冊の読書と週3回の本屋通いが趣味 「行動するための読書」を テーマに書評を書いていきたいと思います。 メーカーの財務部を退職後 ADHD向けの就労支援施設にて訓練中