「バズるライティング講座」体験レポ
記事には毒を入れましょう。

こんにちは
kyouです。
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今回は先日参加した「バズるライティング講座」の体験レポ。

結論としては「バズる」ために、記事には「怒られるギリギリの内容」を入れる。

そして内容の担保のために行動しましょう。

しかも行動自体のハードルは高くないです。

私の記事に一番足りないものでもあるので、参考になりました。

明文化されてるルールに違反することが一番マズい。

ただし踏み込まなさすぎると読まれないです。

法律違反未満、インターネット独自の雰囲気未満、モラル違反以上くらいの匙加減かなと思います。

まずはセミナーの概要から。

バズるライティング講座の概要

今回の講座はCAMPFIREという会社のセミナールームで行われました。
(詳細は以下のURLに)
https://t.co/YcogbaGdjl

まとめも見つけました。

講師は借金玉さん(https://twitter.com/syakkin_dama)、わかり手さん(https://twitter.com/wakari_te
えらいてんちょうさん(https://twitter.com/eraitencho)の3名。

3人ともバズを体現しているような人ですね。

賛否両論ありながら、何十万pvも取っているような人たちです。

講座の参加者は40人くらいでしょうか。

ブログを書いている人、ライターとして売っていきたい人が半分ずつ。

ネットメディア編集者も若干来ていたようです。

質疑応答ででたネットメディアの中の人の叫びは中々心に来るものがありました。

PVを取るためには、賛否両論が必要

pvを取るために必要なことは賛否両論。

「pvが伸びる」という現象は細かく見ていると、読者同士が議論を勃発させている状況のことだそうです。

なので、記事の内容は複数の立場から見て「突っ込みが入りやすい」形になります。

今回は以下の2つが特に印象に残りました。

1 ボーダーラインの見極め
2 実態に迫る

まずはボーダーラインの見極めから書きます。

ボーダーラインの見極めを

「あまりにやりすぎると怒られるけど、なにも怒られない記事は読まれない」

言いえて妙。

面白さを多少でも生み出すことは、踏み込んだ内容を書くことと同義です。

話をまとめると、私達が試せるのは「法律違反未満、世間の雰囲気未満、モラル違反以上くらいの匙加減」でしょう。

どす黒い本音は出ても良いですが、敵が全体の5割を超えると戦えないわけです。

例えば「コミケの始発ダッシュを逆走」なんて動画がありました。

https://www.youtube.com/watch?v=yB9u4VyjmK8

この動画の問題点は「逆走したこと」。

おそらくぶつからなくても「逆走」でもうアウトでしょう。

法律違反ではなくとも大問題になった、高速道路の煽り事故を連想させてしまう。

「道路上のモラル違反=命の危険に直結」という図式があるわけですから。

あの動画の論旨は「コミケの始発ダッシュは危ない」。

やり方がもし仮に「スピードガンを使って計測してみた」とかならそれなりに面白くなるのではないでしょうか。

構成としては、youtuberが予め全力疾走した速度との違いを比較するとかですかね。

「やっぱりコミケの始発ダッシュは危ない」に結論を持っていけばもう少し安全になりそう。

あるいは「ハイスピードカメラを使って、オタクの本気を映してみた」とかですかね。

もちろん個人情報は完璧にして。

結論は穏当なものにして、その途中経過で踏み込むというイメージでしょうか。

ここの見極めが難しい所なので、Twitterなどで試していくことが必要でしょう。

ライティング講座では「はてな匿名ダイアリーで釣りをするといい」という具体的なノウハウまで教授していただきました。

 

実態に迫る

「常識と思われていることを確かめる。そしてそのハードルは高くない」

この論点はえらいてんちょうさんの「生活保護随行のボランティア」の記事が題材になっていました。

既存の生活保護のイメージ→助けてあげたくなる人が多い。

実際に見てみた結果→金銭感覚がおかしい人が多い。

かっこよく言うと「常識を疑う」ということですね。

面白いのはこういった経験のハードルは実はそんなに高くないということ。

えらいてんちょうさん曰く、「生活保護随行のボランティアも申し込めばすぐに出来ます。
そこで30人くらいの人間を見ることもすぐに出来ます」

講座を受けて目から鱗が落ちました。

私に置き換えて、「発達障害向けの就労支援施設に通った」というテーマを考えてみましょう。

既存のイメージ→みんなが黙々と同じ仕事をしている。 刑務所みたいなレイアウト。良くても精神病院みたいな雰囲気。教官は怖い。

実際の雰囲気→開放的な雰囲気。 個別に合わせて支援内容を考えてくれる。 ベンチャー企業みたいな雰囲気。 スタッフは仕事できる人ばかり。 ほぼ怒られない。

こんな感じでしょうか。

実態を確かめる労力を惜しまないことが重要なのは、ライターでもブロガーでも同じですね。

本日のまとめ

バズるために必要な事は「賛否両論を呼ぶ記事を作ること」

バズる」ために、記事には「怒られるギリギリの内容を入れましょう。そのために行動する」というのが大切。

怒られるギリギリの内容は「ボーダーラインの見極め」と「実態を知る」ことの2つで担保していきましょう。

バズと炎上は紙一重です。

死なないようにだけ御注意を。

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ABOUTこの記事をかいた人

活字中毒歴16年目、年間100冊の読書と週3回の本屋通いが趣味 「行動するための読書」を テーマに書評を書いていきたいと思います。 メーカーの財務部を退職後 ADHD向けの就労支援施設にて訓練中