こんにちは
プログラムが動かなくて発狂しました。
kyouです。
今回は挫折しないExcelVBAの入門書のご紹介。
ポイントは写経です。
本と画面を往復しましょう。
「入門者のExcelVBA 立山秀利 著 ブルーバックス2012」になります。
Amazonのページはこちら。
この本は実はITコンサルタントの「めいろま」さんのおススメとしてTwitterで発見したもの。
丁度ExcelVBAを勉強しようと思っていた時だったので、渡りに船とばかり購入。
最終的にはExcelVBAを挫折することもなく、無事に業務改善までスキルが上がりました。
今でも良く動かなくて、プログラムを書いては消しなんてことやってますが。
大抵のエンジニアはこうなので心配いらないです。
止めないことは大事ですね。
「何も見ずに出来るようにならないと……」という思い込みはこの段階では必要ないです。
だから辛くなるわけですね。
この本はどちらかと言うと、「説明書」や「マニュアル」みたいなもの。
工場とかで働くときに、いきなり説明書見ずに動かしたりはしないでしょう。
ExcelVBAは親しみやすいとはいえ立派なプログラミング言語です。
いきなり何も見ずに出来るようになるほど甘くない。
なのでまずは素養づくりをしましょう。
第一の目標は「慣れる」こと。
そのために見ながら、実際にプログラムを書いてみましょう。
何回も本と画面を往復しても構いません。
あくまで説明書なんですから。
「何も見ずに出来るようにならないといけない」は思い込み
ExcelVBAでこれやると多分挫折します。
確かに最終的には「何も見ずに出来る」ようにならないといけないです。
ですが、それはあくまで「最終的には」という意味。
勉強を始めた時から不必要な苦労をすることは止めましょう。
例えば、あなたがいきなり業務命令で「インドネシア語」をやらなければいけないとします。
そこでいきなり「インドネシア語の新聞」を取ったりはしないはずです。
いきなりそこをやっても意味は薄いですよね。
これと同じ構造がExcelVBAでもあります。
分かりにくいのは「Excel」という要素が入るからですね。
「今まで慣れ親しんだエクセルごときに……」という気持ちが湧きます。
私も最初はそう思いました。
省ける手間は省きたいですからね。
ですが、この前提は成り立ちません。
ExcelVBAは「プログラミング言語」です。
私のように数学大嫌いのド文系が挑むと一番本質が近いのは、英語の「文法」になります。
生粋の文系でも英文法に苦労しなかった人は少ないでしょう。
どんな人でもまずは中学レベルをしっかり固めるはずです。
これと同じですね。
どんな人でもI’m a student.から慣れて始まります。
まずは基本的な構造や考え方に慣れましょう。
何か見たことある。
この考え方は慣れ親しんだもの。
この感覚を増やさないと、どうしようもないです。
今は焦らないように。
写経してまずは素養を身に付けましょう。
写経をして素養を身に付けよう
ExcelVBAを挫折しないために、写経をしましょう。
文字通り、本を読みながらコードを写していく作業です。
具体的には3回この本に書いてあるコードを写してマクロを動かしましょう。
「カンニングでは……」という罪悪感が出てくる人もいるかと思います。
しかし、今の段階では気にしなくていい。
知識というのは2つあります。
一つはガチで暗記するべき「明文化された知識」
もう一つは体で慣れて覚える「暗黙知」と呼ばれるものです。
机に座っているので誤解しやすいですが、プログラミング言語はかなり「暗黙知」の要素が強いです。
簿記会計をやったことのある人間は理解しやすいと思います。
同じテキスト使っているのに、なんでああも早く理解して問題が解けるのか。
同じように机に座って勉強しているのに。
絵を描いたり、文章を書いたりすることと本質は似ていますね。
「暗黙知の理解」というのは「適性」としか言いようがない。
理論や言葉の定義を暗記してどうこうなる問題ではないです。
体や頭に「馴染んでいなければ」本当に理解できません。
もちろん仕事への応用も効かない。
ただ、仕事で請求書の作成を自動化するくらいなら努力できちんとできるようになります。
絵を描くにしてもいきなりご飯を食べられるレベルは無理です。
しかし、似顔絵を人に見せて恥ずかしくないようにすることは誰でも出来る。
努力と適性の線引きの目安は「入門者向けとしてブログ記事があるかどうか」
入門者からの流入を意識したブログでの内容なら、そこまで強く適性は求められません。
もし、記事を見つけたら、挫折して落ち込む内容ではないです。
挫折するのは習得のための方法論を間違えただけ、自分自身を否定する必要は全くありません。
本日のまとめ
挫折しないためのExcelVBAの入門書は「入門者のExcelVBA 立山秀利 著 ブルーバックス2012」になります。
まずは「何も見ずに出来るようにならなければ……」という思い込みを外しましょう。
ExcelVBAはプログラミング言語です。
体や頭に馴染んでいなければそもそも応用ができない。
なので、本を読みながら3回写経しましょう。
本と画面を往復して、ExcelVBAに慣れることが目的です。
こうすることで挫折する可能性は大きく減ります。
今回の考え方は色々な分野に挑戦するときにも使えますので、ぜひ使ってみてください。
ExcelVBAをマスターして、さっさと定時に帰りましょう!!
コメントを残す